友達の作り方
「リーマス、次昼飯だよな〜。俺たちと一緒に食べようぜ!」
「・・・ごめんねちょっと遠慮しとくよ」
そう言ってリーマスは微笑みを残して立ち去った。
「ま〜たフラレたな。シリウス♪」
元気だせよとジェームズが肩をたたく。
「フラレたなんていうなよ。俺はあんっのスマイルマンが同室だってのに全然話さないのがイヤ
なだけなんだからな!!」
「・・・・まぁねそれは俺も気になってはいたけど。っていうかリーマスがここに入学して3週
間、人に話しかけるの見たことないよ ま、その仮面がいつまでもつかな」
ジェームズはククッと笑った。
「化けの皮ぜってー剥がしてみせる!!!」
「リーマスは先生に評判いいしな♪ いたずら失敗しても絶対罰軽くなるし!!」
「「仲間にしてみせる!!」」
そういったとき二人は不敵な笑みをしていた。
そのころ、リーマスは食堂にも行かず寮の談話室にいた。
「・・・友達が欲しくないわけじゃないんだ・・」
それは強く望んでいたもの。
「・・・でも、・・」
正体を知られたらどうなってしまうの・・?
「・・・・」
リーマスは膝を抱えて考えた。
汽車に乗る前にお母さんと約束した言葉を思い出す。
───リーマス・・・気をつけてね。正体がばれるようなことはしないのよ・・・・
「お母さん・・・」
「リーマスは見当たりません!! 隊長」
「うむ、食堂にいないとすると・・・」
「「談話室!?」」
「行くぞ、シリウス」
「ラジャッ」
二人は食堂で軍人ごっこをした後談話室へと走っていった。
バタンッ
「あっリーマス発見!! 捕獲!」
「え? あ・・あの、なに?」
「捕獲成功です。隊長!!」
「うむ、よくやったシリウス君・・・でリーマス、君食堂にも行かずなにしてたのかなー?」
ジェームズ必殺満面の笑顔(かなり冷たい笑いです)攻撃をしながら聞いた。
「・・・ちょっとね。で、君たちは行かないの?」
「俺たちリーマスと一緒に食べてみたいんだよな。昼飯♪」
シリウスがこれまた笑顔で返してきた。
「リーマスっていつも一人じゃん。寂しいとかさ。そーいうこと思わない人なのか?」
「・・・・」
「どうした? リーマス。具合悪いのか?」
シリウスが覗き込んだ。
覗き込んだリーマスの瞳には涙があふれていた。
「おっおい!? リーマス大丈夫か?」
「リーマスってさ。なんか友達作っちゃいけないことでもあるの?」
「僕は・・・友達を持つ資格なんてないんだ・・・・」
口を割って出た言葉に二人は静かになった。
「それは絶対おかしい!!っていうか変だ!」
しばらくの沈黙のあとの静寂をやぶったのはシリウスの言葉だった。
「・・・え?」
「うん、そうだ!! シリウスの言うとおりだ!リーマスと友達になっちゃいけないなんて校則は
な〜い!」
ジェームズが言葉を継いでえっへんと胸を張って言った。
「それはそうだけど・・・でも・・・」
「だーっいいか! リーマス!! お前な、友達になるのに理屈も言いわけはいらないんだ!!」
「いや、シリウスお前熱血しすぎ。」
ジェームズがビシッとつっこんだ。
「・・・・あははっ」
突然の笑い声に二人は振り返った。
「ははははっなっなんで・・そんな二人とも・・ははっ息がピッタリなわけ?」
そこには笑い転げているリーマスがいた。
「はははっくっくるし・・」
「よーしジェームズいっちょリーマスに笑い地獄を味合わせてやるか」
「オッケーしかし、あれでこんなに笑っちゃって俺らといると死んじゃうかもね。」
一時間後・・・
「・・・苦しい・・・」
笑いすぎてぐったりしているリーマスがいた。
「そりゃあんだけ笑えばね。」
あきれかえっているジェームズとシリウスがいた。
「で、どーよ。友達いると楽しいだろ?」
シリウスがにっこりと笑って言った。
「う、うん楽しいけど」
「それでいいんだって! 楽しけりゃそれでいい。問題があったらそのとき解決すりゃいいって
かんじ?」
「な、リーマス俺らの仲間なんない?」
「楽しい日々をお約束♪」
「そうだね。う〜んそれじゃあ・・・大変かもしれないけど・・よろしくお願いします」
「よっしゃ♪」
「あ、ところでリーマス、早速だけど俺たちと友達になったんならば」
「いたずら、いたずら、いたずら・・・ってかんじだけど覚悟いい?」
「いいよ。」
「それじゃ、早速レッツゴー☆」
「えっちょっ授業は?」
「そんなの一回くらいサボッても大丈夫」
「えぇ〜〜」
リーマスの悲痛な声を無視して二人はリーマスを引っ張っていたずらをしにいった。
もちろんそのいたずらはセブルス君に☆ということ。
fin.
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