written by 紫旺つむぎ 様

 『熱帯夜』










 熱い、熱い身体に溺れていく。
 理性も、思考も奪われて――。



 ポケットから取り出した鍵で扉を開けると、和谷はよろめきながら室内に入った。狭い玄関口で身体をぶつけないように注意しながら、手探りでスイッチをつける。ぱちんと小さな音がして、柔らかい色の光が二人を照らし出した。
 降り注ぐ光に目が慣れず、明るくなった玄関で何度か瞬きを繰り返す。ようやく目が慣れたところで、和谷は肩に腕を回している恋人へと気遣うような顔を向けた。
「伊角さん、ほら靴脱いで」
「ん、ぅん…」
 半分寝惚けながら、伊角が靴を脱ぐ。和谷も靴を脱ぐと、伊角を連れて寝室へと入った。
 ベッドの上に伊角を下ろすとネクタイを緩めて、ふうーっと息を吐く。そのすぐ隣で、すでに伊角は小さな寝息を立て始めていた。
「伊角さん、ちゃんと着替えないとスーツが皺くちゃになっちゃうよ」
「む…ん〜……」
 顔を覗き込むけど、伊角は軽く眉を顰めただけだ。和谷はしょうがない、と伊角の服へと手を伸ばした。
(まったく……門脇さん、飲ませ過ぎだっつーの)
 さっきの飲み会のことを思い返して、思わず溜め息を吐く。和谷がちょっと目を離した隙に、門脇がしこたま伊角に酒を飲ませたのだ。同期とはいえ、年上の門脇から勧められた酒を断りきれずにいた伊角に、和谷が気づいた時にはもう遅かった。
 今度から門脇さんは要注意人物決定だな、と心中で呟きながら、伊角を起こさないようにそっとネクタイを外す。ベッドの脇へネクタイを置くと、ワイシャツのボタンへと手を掛けた。慣れた手つきでボタンを外していくと、白いシャツの隙間から覗く鎖骨に目を奪われる。
(うっわ、やばいって……)
 酒のせいか見事に色づいた鎖骨は、思わず齧り付きたくなるほど艶かしい。慌てて視線を逸らした和谷の手を、暖かい掌が包んだ。目を落とすと、赤い顔をした伊角がぼんやりと瞼を開いている。
「……い、いすみ…さん。こ、これは着替えさせようと思って……」
「――おふろ…」
「――へ?! え…?」
「おふろ、はいる……」
 子供のような幼い物言いにびっくりしていると、和谷の手を押しのけて伊角が立ち上がった。
「……と、っとと、伊角さん!」
 慌てて手を掴むと、よろめいた伊角が容易く腕の中に倒れてきた。暖かい身体を抱きとめてほっと息を吐く。
 だけど伊角は、その腕の中で駄々っ子のように藻掻いた。
「や、だ! おふろはいるって、ば……!」
「わかった、わかったから、伊角さん。ちょっと落ち着いて」
「……むぅ…」
 口を尖らせながらも、伊角は大人しくなる。
(……か、可愛い。じゃなくて!)
 小さく頭を振ると、和谷は子供に聞くように伊角に尋ねた。
「伊角さん、風呂入りたいの?」
「…………ん」
「だったら、ちょっとだけ待ってて。まだ湯張ってないからすぐには入れないんだよ」
 和谷の言葉を理解したのか、曖昧に伊角が頷く。暖かい伊角の体をベッドに横たえて、和谷はその頭を優しく撫でた。
「湯、入ったら呼ぶから。それまで寝てなよ」
 再び頷いた伊角を確認してから、和谷は風呂場へと向かった。



■■■



「伊角さ〜ん、やっぱり寝ちゃった?」
 小声で名を呼んでみるけど、伊角はぴくりとも動かない。
 風呂場の栓を全開にしたので、さっきからまだ10分と経ってはいない内に湯を張ることは出来た。だけど寝室に帰ってみれば、肝心の伊角はこんな有様だ。
 やれやれと肩を解すと、和谷は伊角を起こさないように着替え始めた。伊角のスーツも脱がしてあげたかったけれど、さっきみたいに起こしてしまったら返って可哀想だからと止めにする。
(クリーニングに出せば、大丈夫だよな)
 シャツを脱ごうとして、眉を顰める。汗で貼り付いた袖が中々腕から離れなかった。
 夏も盛りの今夜もまた、熱帯夜だとニュースで言っていた。事実、外は深夜になっても纏わりつくような暑さが街を包んでいた。この部屋も冷房をつけてはいるが、数分そこそこではまだ暑さは拭えていない。
 伊角の為に風呂を用意したけど、ちょうど良い。寝る前にさっぱりしようと、脱いだばかりのシャツを手に部屋を出ようとする。
「ん、ぁ……?」
 小さな声に、和谷はノブを掴んだまま立ち止まった。
(あちゃぁ、起こしちゃったか……)
 しまったと思いながら、和谷は上半身裸のまま、伊角の傍へと近寄った。
 むくりと起き上がった伊角は、やっぱり眠いのかしきりと目を擦っている。
「伊角さん、風呂入れるけどどうする?」
「――いく」
 せがむように伸ばされた腕を首に回されて、小さく心臓が跳ね上がる。仄かに赤らむ頬を艶めいた髪に埋めて、和谷は脱衣所へと伊角を抱きかかえるようにして連れて行った。
「じゃあ、俺出てくから」
 視線を合わせないように気をつけながら、脱衣所から出ようとする。眠気で潤んだ瞳を見てしまえば、脆い理性の糸は容易く千切れるに違いない。だけど、酔っ払っている伊角に手を出すのはどうしても気が引けて、和谷はなんとか自分の欲望を静めようと深く息を吸い込んだ。
「わ…や……?」
 扉から出ようとする和谷を、甘い伊角の声が引き止める。振り向かずに、和谷は小さく問い返した。
「なに、伊角さん」
「おふろ、はいらないの…?」
「伊角さんの後でもらうから」
「なんで? いっしょにはいれば、いーじゃん……」
 艶めいた溜め息が耳を擽る。いつの間にか背後にいた伊角が、胴に手を回して後ろから抱き付いてきた。暖かい身体を背中に感じて、全身が甘く疼く。
 思わず振り向くと、和谷の予想通り、そこには潤んだ瞳で自分を見つめる伊角がいた。
「はやく、はいろ…」
 微笑む顔があまりにも色っぽくて、和谷はごくりと喉を鳴らした。



■■■



 換気扇の動く音が微かに聞こえてくる。暖かい湯船に浸かりながら、和谷はぼんやりとその音に耳を傾けていた。
 目の前に伊角がいる。それも自分の脚の間に、だ。裸の伊角を後ろから抱きかかえるという格好は、以前から一度してみたかった格好だったのだが、出来ればもう少し伊角に意識がある時にしたかった。
(こんなの生殺しだよ……)
 伊角は暖かい湯の温度に再び眠気を誘われたらしく、うとうとと舟を漕ぎ始めている。
 はあっと大きく息を吐く。水滴を纏いつかせた白い項も、濡れて艶めいた黒い髪もすぐ目の前にあるのに。
 それでもさすがに気持ち良さそうに眠る伊角に悪戯することも出来ず、和谷は自分の気を紛らわせようと目の前の誘惑から視線を逸らした。
 けれども狭い風呂場内は特に興味を引くものがあるわけでもなく、意識は自然と伊角に集中する。

 キスの跡をつけて、滑らかな肌に指を滑らせて。
 ――思いっきり伊角を貪りたい。

「……っと、わわわっ」
 無意識の内に視線を這わしていた肌から、和谷は無理矢理目を引き剥がした。だけど、誘うような伊角の肌はもう眼の奥に焼きついてしまっていた。瞼の裏に白い肌がちらついて、それだけでどうしようもなく身体が疼く。
(ど、どうしよう……)
 自分の意思とは裏腹に熱くなり始めた下肢に視線を落として、和谷は眉根を寄せた。
「…………ん…」
(まずい……)
 小さな声に目をやると、伊角がぼんやりと瞼を開けていた。水気を含んだ黒い瞳を見て、和谷の意志とは裏腹に、欲望に直結したそこはますますその存在を主張する。
 揺らめく理性と欲望の鬩ぎ合いの間で身を強張らせていると、振り返った伊角が顔を寄せてきた。
「わやぁ……」
 まだ自分一人で身体を支えるのは難しいのか、首に手を回して抱きついてくる。
 触れる肌の感触とその熱に、湯に浸かっているにも関わらずぞくりと肌が粟立った。
「ど、したの…伊角さん……」
 なんとか伊角から下肢を遠ざけようと思うけれど、狭い浴槽内ではそれもままならない。蕩けそうなほど熱い伊角の身体に目眩を覚える。
 ぎゅっと瞑った瞼を掠めるように、甘い吐息が散らされた。
「……腰、あたってる」
 首に回されていた手が湯の中に潜り、張り詰めたそこに微かに触れた。
「いすみさんっ…!」
 切羽詰って叫ぶと、伊角は頬を上気させたまま微笑んだ。
「わや…したくない、の……?」
 舌っ足らずな声に、理性が焼き切れる。
「あんたが悪いんだからな」
 低く呟くと、和谷は噛み付くようなキスをした。


 水滴のついた首筋を舐め上げる。
 柔らかくて、熱くて、そして甘い。まるで出来たてのクリームを食べているかのようだ。口の中で淡雪のように溶けてしまって、ついもっとその甘さが欲しくなる。
 甘く蕩けるような感触に思わず噛み付くと、伊角がびくりと肩を震わせた。
「…………は…ぁ」
 滑らかな肌を吸って、キスの跡を散らしていく。小さな喘ぎを聞きながら、和谷は指を滑らせて胸の蕾をそっと掠めた。
 ……柔らかい。
 指先に触れる頼りない感触に、ごくりと唾を飲み込む。温かい湯に浸かっているせいか、伊角の身体は何処も彼処も熱くて柔らかかった。
 指で触るだけでは物足りなくなって、和谷は伊角の脇に手を差し入れると身体を持ち上げた。大きな音を立てて、浴槽から水が零れ落ちていく。
 くったりとした身体を浴槽の縁に腰掛けさせると、赤く熟れた突起へと顔を寄せる。水気を含んだ小さな果実を、唇で啄ばんだ。
(おいしい……)
 口の中で転がすと、柔らかかったそれは段々と硬くなってくる。舌先で押し潰したり、吸ったりすると、伊角は甘く掠れた声を漏らした。
「…………あ…んんっ、は…ぁ…!」
 白い首を仰け反らせて、熱い吐息を吐く。気持ち良いのか、茶色の髪に手を差し入れると、伊角は和谷の頭を胸へと押し付けた。
 狭い浴室内に伊角の声が反響する。脳髄がじんと痺れるような声に、理性も思考も奪われる。

 この声に、身体に、溺れてしまいたい。
 もっと、強く。もっと、深く。

「あ、んぁ……っ!」
 胸を舐めながら中心を撫で上げると、一際高く伊角が喘いだ。
「気持ちいい…伊角さん?」
 すでに硬く張り詰めているものに軽く指を這わせながら、耳元で囁く。赤く色づいた耳朶に熱い吐息を吹きかけると、伊角はすすり泣いた。
「や…、もっ…う、わやぁ……」
 酒に酔った身体は微かな愛撫にも耐えられないのか、背中に爪を立てられる。
 弱々しく首を振る伊角の細い顎を手で固定すると、和谷は顔を寄せた。
 潤んだ黒い瞳から零れ落ちた透明な涙が、上気した頬を伝い落ちていく。快楽にまみれたその顔が、すごく綺麗で、すごく淫らで、もっとそんな顔をさせたくなる。
 だけど、和谷は意地悪くその手を離した。
 溺れているのは、自分だけじゃない。伊角も同じだ。
 だから伊角にも、もっと自分を欲しがってほしい。
「やなの、これ?」
 雫を零す先端を軽く指の腹で撫でると、伊角は濡れた声を漏らした。
「…くぅ、あ…は…っ」
「ねえ、伊角さん。どうしても、いや…?」
 嫌ならもう、止めようか。
 自分ももう我慢は限界だ。それを悟られないように、伊角の耳に低く囁きかける。
 この声に伊角は弱い。それに耳も、伊角のイイところだ。
 伊角は瞳を揺らした。淡い照明に光る瞳は、すごく魅惑的だ。
「やめちゃ…やだ……。――もっと、して…」
 ぎゅっと抱きついてくる伊角に、和谷は密かに微笑んだ。
 淫らで可愛い年上の恋人が縋りついてくる様子は、愛しくてしょうがない。
 羽のようなキスを唇に落としてから、和谷はおもむろに身体を屈めた。
 熱い吐息を敏感な部分に感じて、伊角が小さく身体を震わせる。
 先端の柔らかい部分を舌先で舐め上げてから、口に含む。水と雫が混じり合った味が、口中にじわりと広がっていく。それも、甘い。
 目を眇めて、甘い蜜を舌で掬い取る。それだけで、どうしようもなく伊角は身悶えた。
「……あぁ…ん…、ふ…っ」
 高く掠れた声を絶え間なく漏らして、腰を揺らめかせる。
 酔った身体は快楽に忠実だ。普段なら決して見せないような伊角の表情や声を目の前にして、和谷は堪らなくなった。
 唇を窄めて激しく口淫を繰り返すと、あっけなく伊角は達した。口中に溢れたモノを飲み干すと、和谷は尚も舌を閃かせる。
「あ、んんっ、あぁ――!」
 伊角は乱暴に和谷の髪を掴んだ。達したばかりの身体には、どうやら刺激が強すぎたようだ。
 痛さに眉を顰めながらもしつこく愛撫を続けると、衰えることなく再びそこが張り詰めていく。
 舌を動かしながら、和谷は上目遣いで伊角を窺った。視線の先には、硬く瞼を閉じて、苦しそうな、だけど淫らな表情を浮かべる伊角がいた。
 ぼんやりとした照明の下で、幾筋も頬を伝う涙が光っている。薄く開かれた唇は赤く濡れていて、その隙間から甘い声が零れ落ちていた。
 もっとこの表情を見ていたいけれど、そろそろ自分も限界だ。
 水で濡れただけの指で、和谷はそっと入り口を撫でた。
「…………はっ」
 伊角が短く息を呑む。口中で伊角がびくりと跳ねた。
 和谷は軽く目を眇めると、ゆっくりと指を差し入れた。伊角の身体は何処も彼処も柔らかくなっているせいか、予想していたほど抵抗もなく、すんなりと指が飲み込まれていく。
 中は熱くて、しっとりと濡れていた。絡みついてくるような感触が、和谷を刺激する。
 指を少し動かしただけで、伊角は鼻に掛かった声を漏らした。
 早く伊角の熱を感じたい。
 焦れったいほどの衝動に突き動かされながら、中を解していく。前をやんわりと舌で舐めながら後ろを弄る。それほど時間を掛けることなく二本目を差し入れると、指を曲げて敏感な部分を何度も擦った。
「んんっ! ぅあ…っ」
 大きく背中を引き攣らせて伊角が戦慄く。
「あ、……わ、やっ! も……ぃれて…」
 泣いて強請る伊角に、なけなしの理性は容易く千切れた。細い腰に手を回すと、身体を反転させる。そのまま浴槽の中へ引き摺り下ろすと、飛び散った湯が盛大な音を立てて零れ落ちた。
 浮力を使って伊角の腰を持ち上げると、和谷は自身をそこへと突き入れた。
 狭くて、熱くて、気持ちいい。あまりの気持ちよさにイッてしまいそうになるのを、だけど和谷は何とか耐えた。
 もっと伊角を感じていたい。もっと激しく溺れたい。
 喉を反らして伊角が喘ぐ。その白い喉に噛み付きながら、和谷は腰を突き上げた。
 中も外も、熱くて熱くて。蕩けるような感覚に、和谷は脳の中まで溶かされるような感覚を味わった。



■■■



「ん、ぅ〜」
 和谷が目覚めると、カーテンの隙間から光が部屋に差し込んでいた。目を瞬かせながら、手を伸ばして無意識に隣を探る。
「え、あれ……?」
 手の届く範囲に伊角がいない。半身を起こして辺りを見回すと、すでに服をきちんと着た伊角がベッドの隅に腰掛けていた。
「はよ、伊角さん……」
 なんでそんなとこ座ってるの、と続けようと思った言葉を、和谷は喉の奥で飲み込んだ。
(な、なんか怒ってる……?)
 自分を見る伊角の顔は無表情なだけに、なんだか怖い。背筋がぴんと張り詰めるものを感じて硬直していると、伊角が静かな怒りを湛えた声を漏らした。
「和谷、ちょっとそこに座れ」
 否応なしにベッドの上で正座させられる。嫌な予感がむくむくと頭を擡げた。
 これは、ひょっとして……。
「お前、寝ている俺に勝手に悪戯しただろ」
 地を這うような伊角の言葉に、和谷はやっぱり、とがっくり項垂れた。
(全然記憶ないんだ、伊角さん……)
 昨日はあんなに、淫らで可愛くて積極的だったのに。
(ああぁ…勿体無い)
 伊角の記憶がないことになんだか寂しさを覚えながらも、和谷は誤解を解こうと口を開いた。
「勝手になんか、してないってば。……だいたい、伊角さんから誘ってきたんじゃん」
「な……?! さ、誘ってなんかないぞ、俺は!!」
 真っ赤に熟れた顔で怒る伊角に、ふと悪戯心が擽られる。
 にやりと口端を持ち上げると、和谷は目を眇めた。
「あーんなやらしい顔してさ。もっととか、入れてとか言われたら、理性なんて吹っ飛んじゃうって」
「う、嘘吐くなっ!」
「嘘なんか言ってねーよ。最初に触ってきたのも、伊角さんだし……って、うわっ」
 伊角が投げた枕が顔面に直撃する。その後更にシーツを投げつけられて、和谷は真っ白い布地の中で藻掻いた。
「とにかく! 一ヶ月エッチ禁止だからな!!」
 立ち上がった伊角が鋭く言い捨てて、部屋を出て行く。
「ちょ…そ、そんなぁ……」
 首だけシーツから出して、和谷は情けなく顔を歪めた。
 誘ったのは、伊角なのに。それなのに、一ヶ月もエッチ禁止だなんて酷すぎる。
(…………うぅ。ひでぇよ、伊角さん)
 硬く閉ざされた扉に恨めしげな視線を送るけど、勿論返事なんて帰ってこない。
 一人取り残された部屋で、和谷は盛大な溜め息を吐き散らした。
(――でもまあ、伊角さんもそんなに持つわけないだろうし)
 隙を狙って持ち込めば、大丈夫だろう。
「あー、それにしても。昨日の伊角さん、ちょー色っぽかったよなぁ……」
 シーツを身体に巻きつけて、和谷はごろんとベッドに寝転がった。

 もう少し、あの熱い身体に溺れていたいと考えながら――。












 fin.





『蓮華灯』の紫旺つむぎ様より、サイト一周年のお祝をいただいてしまいました!!!
「裏まっしぐらなワヤスミで」と図々しい上に願望丸出しなリクエストをさせていただいたのですが……い、伊角さんが……!!!(>_<)vvv あまりの可愛さ&色っぽさにうっかり吐血です。脳が蕩けました。酔い伊角さん最高☆
紫旺さん、ドッキドキvな萌え小説を本当にありがとうございました〜!vvv
(2003.08.10)